Institute of Fake Reality Engineering
偽現実工学研究所のご紹介

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設立の目的

日本偽現実工学会の発足に伴い、日本における偽現実工学研究の拠点として1996年6月、偽現実工学研究所が設立されました。
本研究所では、偽現実に関する研究開発・学会の運営・会報の編纂など、偽現実工学研究の総本山として日々精力的な活動が行われています。

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研究概要

研究の内容は、主に3つのテーマに分類されます。

【第1研究グループ】 人間の現実知覚メカニズムの研究
人間が外界の情報をどのように処理し「現実」という虚像を作り上げているか。そのメカニズムを解明することが、偽現実構築のためには重要なことになります。ここでは、脳神経科学・認知科学・社会心理学などの分野におけるさまざまな知見を用い、より高度な偽現実構築のための基礎的研究を行っています。

【第2研究グループ】 偽現実構築のための技術的研究
偽現実を構築するためには、当然ながら、それ相応の技術が必要です。ここでは、そのための技術的手法を幅広く研究し、新技術の開発も行ってゆきます。当面の研究技術分野としては、人工知能・CG・ヒューマンインターフェイス・仮想現実・人工生命・コンピューターネットワーク・プログラミング言語などが挙げられます。しかし場合によっては、インテリア装飾技術・ダンボールによる工作・服飾デザイン・プラモデル製作技術などが必要になる場合も十分に考えられます。したがって、時と場合に応じた多角的な研究を行うことになります。

【第3研究グループ】 偽現実世界の内容に関する研究
高度な偽現実を構築するためには、偽現実の内容そのものが最も重要であるのは言うまでもありません。ここでは、経済学・社会学・宗教学・文化人類学・現代思想・現代文学・映画・コンピューターゲーム・現代芸術などを総動員し、より高度で効果的な偽現実の姿を模索します。 さらに、その成果を具体的な偽現実の企画として立案し、実現してゆく方針です。

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秘密情報
 
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 日本偽現実工学会会報 [The Bulletin of Japanese Fake Reality Engineering Society]
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